永遠の運命

只生きていた。

苦しみ。

単純に言えば。 人の心がわからない人と関わるとろくなことがない。

という話。成長すればわかるように成るとか思っていた私が甘かった。

いつまで経ってもあの人の目に宿るのは指に心に宿るのは。

「自分以外のすべての人間が悪い。自分は悪くない。自分は罪のない無垢な存在だ」

という表情。生きながらにしてよくもまああそこまで図太く人を踏みにじりながら

自分の美しさという毒で他者を否定できるものだ。その弱さが他人を押しつぶした事などなかったことのように、まるで 「相手が勝手に自滅したのだから私は悪くない、関わってきた相手が悪いのだ。」とでも言いたげなあの眼。反吐が出る。

自分が望んだ事も、求めたことも、人を振り回し、自分の常識のものさしがどう、他者を傷つけるか理解しようともせず、人に言われたことも想像すらせず「私が理解できないのだから、他人の発言は意味も価値もない、糞のような汚物といっしょ」という感情を自分の中に隠し持ち。

私は弱いのだから、他者は私を救って当然。もしくは

わからないのだから、私は悪くない。というその一点に集約されるような

反吐の出る弱さの主張を永遠に続けているのだろう。

 

想像力のなさが、相手をいかに傷つけてきたか。

それを反省しない人間は、自分のエゴに塗れた汚物のような生き様を他人に塗りつけながら ワタシハワルクナイ という言葉を永遠に繰り返し続けるのだろう。