永遠の運命

只生きていた。

ああ。

なんだろうか。そうだな、プロット、とでもしておこうか。

いつか誰かにパクられて 悲しい思いをするのだろうか。

人生とはなぜこんなにも儚く。生きる価値を破壊していく出来事で溢れているのだろう。

誰かの当然は 誰かの非常識で 永久にそれに埋もれて 窒息しそうになりながら生きていくしかないなんて まるで、無邪気に潰される蟻のような人生で。

ひどく身体が散り散りになるように痛む。いや、心か、、でもどちらでも同じ。

私は永遠に切り刻みつづけられ、そして永遠に踏みにじられるのだろう。

一言の ごめん が一切与えられないこの身は 朽ち果て消えるまで その痛みを抱え続けるのだろう。

トラウマと言う言葉がある。 もともとPTSDは戦争から帰ってきた兵士の心的外傷が大きく取り沙汰されて 世に知れることになったらしい

なればこそ、人がこの永遠にもにた一瞬を過ごす中で生じる痛みはまるで銃弾に死してなお何度も撃ち抜かれるような心の痛みを伴うのなら、

私のこの心の苦しみは 虐殺された子羊の痛みなのだろうか。

 

永久に続く虐殺行為、しかしそれを 蟻を踏み潰す子供は知りはしない。

そこに罪はあるのだろうか、そして罰はあるのだろうか。

 

周りは言う 蟻であっても噛み付けば殺されても仕方がないと。

 

しかし私はあえていう。 アリを踏みにじった人間には何の罰もないのですか、と。