永遠の運命

只生きていた。

弱いことの罪。

弱いことは罪であり罰である。

それを自覚して、人を慮る心持っていればその人は良い人だろう。

人を大切に出来る。心優しい人。

しかし、人を慮る心が無く、人を理解出来ないことを当たり前のように享受し

他者を踏みつけにし続けるなら、それは悪魔と言えよう。

 

魔性の牙で他人を毒牙にかけて、ゆっくりと身体の中から溶かしていく。魔物。

 

人の世界で人のふりをしている。悪魔のような人。

 

しかしその見た目は美しく、だれもが心と頭を奪われてしまう。

本性なんて考えもしない。その呪いに毒されて 本質を見失ってしまう。。

 

その足元に無数に転がる死体に気づくこともなく。

ただただ 地に付して頭を垂れるのだ。あなたは綺麗で一生懸命に生きているのね。

と。

 

その生き様が多くの死体から吸い取った血液でできている

おぞましい生だと知りもせずに。